レオナ

爪と炎の裁き!レオナ・ザ・コスプレクイーン

古びた町の図書館前

その町では、夜になると書物がひとりでに消えるという不可解な事件が続いていた。
記憶も、記録も、まるで最初から存在しなかったかのように──。

サクラのエンジン音が静かに鳴り、町の入り口に停まる。

“記憶”を奪うなんて…最も卑劣な手口ね。
なら、燃やすわよ。“真実”以外、すべて。

図書館の中・夜

クイーンがレオナの衣装に着替える。背には炎を纏った爪と黄金のマント。

あなた…モンスターのレオナ?いや、違う…何者なんだ?

“演じる”ことは、時に真実を越える力を持つの。私は“コスプレクイーン”…そして今は、Sランクの爪で裁く者。

町の地下書庫

影のような魔物が、本を飲み込みながら呻く。

記録は…苦痛…真実が…眩しい……

クイーン、炎の翼を広げながらゆっくりと歩み出る。

真実が痛むのは、偽りの中で生きてきた証。
でも…その“甘え”、ここで終わりにしましょう。

バトル演出:レオナの技「灼炎裂爪」で幻影を一掃。

図書館前・夜明け

本が…全部戻ってる。まるで、魔法みたいだ。

ううん、あれは“意思”よ。本を愛する人の、強い意志。

遠く、サクラ色の軽EVが静かに走り去る。

名前を、聞きそびれたな…

“爪をもつ姫騎士”……そんなところでしょうか。