フリルとリボンのブラウス作り、型紙編!

前回買った布を机に広げ、ひまりがじっと見つめている。

放課後・裁縫部の部室にて

フリルの位置、リボンのバランス…頭の中はイメージでいっぱい。

せっかく可愛い布選んだんだもん。ちゃんと形にしたい…!でも、フリルの型紙ってどう描けばいいのかなぁ?

ひまりさん、悩んでるわね。今回は型紙を一から自分で作るって決めたんでしょう?

はいっ。やっぱり、自分でデザインしたからには自分で作りたいです!

型紙の基本を学ぶ

ホワイトボードにブラウスの基本シルエットを描きながら先生が説明。

まずはブラウスの基本形をしっかり押さえること。身頃、袖、襟…それぞれのパーツに分けて考えるの。

なるほど…そっか、全部一体じゃないんですね。

そして、フリルやリボンのパーツは『装飾パーツ』として後から足すのよ。フリルはギャザーをよせるから、長さにゆとりが必要なの。

あっ、だからギャザー分で長めに型紙作るんだ!

実際に型紙を描いてみよう!

ひまり、方眼紙に慎重に線を引きながら作業中。

袖のカーブって難しい…でも、ここで可愛く仕上げるポイントなんだよね……よし、もう一回書き直そう!

すごい!ひまりちゃん、すっかり型紙作り慣れてきたね!

このフリルの形、可愛い〜!さすがコスプレクイーン!

コスプレクイーンじゃないってば

照れるひまり。

えへへ…でも、ありがとう!完成が楽しみだよ〜!

型紙チェックタイム

花森先生がひまりの型紙を見て、アドバイス。

バランスも良いし、ギャザーの分量もばっちり。あとは縫い代も忘れずにね。

はいっ!今回は忘れませんっ!

デザインから型紙まで、自分の手で作ったからこそ愛着もひとしお。


さあ、次はいよいよ――

次回予告「フリルとリボンのブラウス作り、裁断と縫製編!」

世界にひとつだけのブラウス、ついに形に!お楽しみに♪

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